設備計画では経済性、利便性、安全性、信頼性、省エネルギー性、社会性などの各要素を総合的に判断し、設備システム、材料等の決定がなされます。
設備グレードは施主の与条件やプロジェクトの全体コンセプト、設備コンセプトを考慮し、各要素の重みづけを行い、グレードが設定されます。
表 4に事務所ビルの設備グレード設定例を示します。グレードA、B、C の区分けは全体で設定すべきものではなく、プロジェクトのコンセプトにより、表に示す分類項目別にグレード設定を行う必要があります。